山菜 -春のめぐみ-
タラの芽(その2)

食べ方

 痛みの早い山菜である。冷蔵庫に入れて置いても関係ない。ちょっと日にちが経つと茶色に変色し
てどろどろに崩れる。
スーパーに売っている栽培物のタラの芽がいつまでもしっかりしているのが不思議である。

 やはり天ぷらが一番、春の香りを楽しむ。
 生卵を冷水で溶いたボールに同量の小麦粉を入れ、ザッと混ぜて薄目の
ダマダマの衣を作る。これに
タラの芽をチョンと付け、ぬるめの油でゆっくり揚げる。(ものの本には160度で3分と書いてある) なに、衣が乾い
た時が揚げ時である。焦って途中で箸でひっくり返したりしないこと、薄目の衣で形を残すように揚げることがコツ
である。
生シイタケや鳥のササ身と一緒にホイルに包んで蒸し焼きにしても良い。

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