新潟の次兄と一緒に山形県小国町の倉手山(952.5m)に登った。
朝5時半に車でキャンプ場を出発し、6時半には次兄の家に着き、待ち構えていた次兄の車に乗り換えて日本海東北自動車道から関川村、小国町と走ってわらび園が広がる県道をひた走ると「国民宿舎 飯豊梅花皮荘(いいでかいらぎそう)」からほど近い倉手山の登山口に辿り着く。
「ここの山は標高は大したことないけど、頂上からは飯豊連峰が一望できて、こって凄いがらてえ」と山岳ガイドをやっている次兄は太鼓判を押した。
その通りだった! イワウチワの登山道からムラサキヤシオや石楠花、タムシバの花が咲く尾根に出ると雪の被った飯豊連峰の端が見え始め、残雪を踏んで頂上に着くと、息を呑む程の凄い眺めである。
眼前には2,105mの飯豊本山、その右手に御西岳(2,012m)、大日岳(2,128m)、烏帽子岳(2,017m)、梅花皮岳(2,000m)が連なり、そして右端は大原山(1,567m)、鉾立峰(1,573m)、朳差岳(1,634m)とまさに大パノラマである。
頂上で昼食のおにぎりを頬張りながらゆっくりこの景色を堪能し、下山してからは国民宿舎 飯豊梅花皮荘の温泉で汗を流した。
そして夕方6時にはキャンプ場に戻ったが、全く素晴らしい一日だった。
(後日、「森のパンセ」にスライドショーをアップします)
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