トキワイカリソウ  常盤錨草 別名:オオイカリソウ (メギ科)

春一番のカタクリやキクザキイチゲの花の絨毯が終わりに近づくと、入れ替わるようにイカリソウ
の群落がおやじ山を彩る。
花が船の錨の形をしているのでこの名があるが、よくまあこんな形になったものだと自然の造形美
に感嘆してしまう。
おやじ山にはたくさん生えていて、常緑の葉は冬でも良く目立つ。花の終期には初々しいしい若葉
が展開するが、冬を越した葉が紅葉したまま残っていたりする。
紅色に縁どられた若葉も美しいものである。





さらに一言
主に太平洋側の山地に生える「イカリソウ」の日本海要素である。
葉が常緑(だから「トキワ」である)で日本海側の多雪地帯に生える。
草丈も30〜60pになり、イカリソウより大型である。



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