シラカバ   白樺  別名:シラカンバ (カバノキ科)

おやじ山への途中にあるハイキングコースの見晴らし広場に生えている。植栽したものと思われる。
雪国越後でもよく庭木として植えられているが、湿った重い雪が降るためシラカバの特徴であるま
っすぐな主幹を維持して育っているのは稀である。やはりサラサラ雪の信州が適地か。


本州では標高600m位から登場する。
日当たりの良い山地や山火事あと、崩壊地に侵入する先駆樹種である。

花は当たり年とはずれ年がある。
堅果は果鱗と一緒にばらばらになり、果鱗が翼になって風に飛ばされて散布される。

ダケカンバとの違いは、ダケカンバの生育域はシラカバより標高が高いこと、幹の色が褐色を帯びていること、そして果穂が上を向くこと、である。

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