一昨日(10日)、2月1日にスタートした千葉県の森林調査を終えて自宅に戻った。そして昨日は、森林インストラクター神奈川会の総会が鎌倉で開催されて、もちろん懇親会目当てに出席した。
久々に仲間の皆さんと顔を合わせて「やあやあ」と挨拶を交わし、おやじ山に毎年来てくれるTさん、Sさんはじめ、「森の食文化研究会」の面々とも嬉しい再会を果たして、一緒に懇親会場へとなだれ込んだ。
そして少し遅れて懇親会場に着いたNさんを交え、Tさん、Kさん、Oさんと酔いが回らないうちにと、17日から2泊3日の予定でおやじ小屋の雪掘りに行く下打ち合わせである。
何しろおやじ山の麓にある長岡市営スキー場のW場長さんに電話を入れて確認したところ、今年は凄い積雪で「お蔭様で来場者も4万人を越えました」とのことである。また週末には寒波襲来で「十分な準備で入山下さい」との丁寧なご注意もいただいた。全くその通りで、今回は余程心しておやじ山に入るつもりである。
千葉県での調査期間中は、珍しくケイタイの電波もインターネットも通じない大多喜町の山の中の宿に連泊した。それで仕事を終えて宿に帰れば、寝転んで持参した本を読むかテレビを点けるかで過ごしたが、テレビニュースで長岡の豪雪風景が映される度に、「あ〜あ、もう俺のおやじ小屋は雪で潰れているかも知れないなあ〜・・・」と悲しくなってしまった。
それから千葉の宿では、先月の山口出張の折、長州仙崎で出会った童謡詩人金子みすゞにすっかり惚れ込んでしまい、手帳に書き写してきた詩の何編かを繰り返して読みながら、まあ、みすゞの世界を漂ったりしたわけである。
(「森のパンセ−その53」<わたしの「不思議」−金子みすゞの世界>をアップしました)
いずれにせよ17日のおやじ山行きまでは、しばし休息である。
|