午前2時半に藤沢の自宅を車で出発し、郷里長岡のおやじ山に向った。国道1号線、横浜新道、環八通り、そして関越自動車道の練馬インターを深夜の割引が利く午前4時直前に通過して、朝8時におやじ山の麓のキャンプ場に着いた。しばらくして出勤してきた管理人のKさんとⅠさんに「おはようございます!」と挨拶すると、「はい、お帰りなさい」とニコニコと返事が返ってきた。
キャンプ場の下の「ふるさと体験広場」で農業まつりが開催されていて稲刈りのイベントや竹とんぼ作り、それにいくつかのテントで野菜などが売られている。ここで昼飯用のおこわご飯を買っておやじ小屋に向った。
鍵を開けて(以前は鍵などなかったけど、今度小屋をリニューアルしたので一応つけてみた)小屋の中に入り、新しく取り付けたサッシのガラス窓を開ける。そして窓から首を出して「やッ、コンニチワ!」などと一人で呟いてみる。(傍から見たら「あいつバカじゃないか?」と言われそうだけど・・・)全くおやじ山に来たことが嬉しくて仕方がない。それから囲炉裏に火を焚いた。 
夜は物凄い雨になった。トタンの屋根を「バラバラバラバラ」とまるで霰か雹でも降っているようなうるささでなかなか寝つかれない。まあ、今夜は一晩中起きててもいいかあと腹を括った。
|