夏の山   ヤハズソウ  矢筈草 地方名:ハサミグサ (マメ科)

日当たりの良い道端に生える。葉は3枚の小葉からなる複葉で、小葉の両端を持って引っ張るとX字
形に引き千切れる。その一方が矢筈(矢の羽根に似た模様)に似ることからヤハズソウ(矢筈草)で
ある。

さらに一言 
 見方によってはハサミに似るので「鋏草」の方言もある。中央の脈を境に両側に斜めの平行脈が密に走るので、このような千切れ方をする。


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