夏の山     ミズヒキ  水引  (タデ科)

この草花を摘んで、「この花な〜んだ?」と尋ねる。すると「知ってるよ。ミズヒキでしょ」と答え
が返ってくる。「それなら水引って赤と白の紐のことでしょ。赤い花なのに何でミズヒキって呼ぶの
?」「う〜ん・・・」と詰ったところで「ほら!」と摘んだ草花の穂を逆さに持って見せる。花の裏
側は真っ白である。花の表が赤、裏が白で紅白の水引である。

さらに一言 
20〜40pの長い穂に花をまばらにつける。雌しべの先がかぎ状に曲がり、それが果実になっても残っていて動物に引っかかって運ばれる。

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