夏の山  センニンソウ  仙人草  (キンポウゲ科)

道端や林縁など日当たりのよい場所に生えるつる性植物である。夏の暑い盛りに麓の自然観察林内の
あちこちで見られる。まじまじと見ると魅力的な花だが、何しろギラギラ太陽の盛夏の花で、足を止
て感心している人は余程の変わり者に見られてしまう。



さらに一言
名前の由来は、花後メシベが伸びて白色の羽毛状となるので、という説がある。
茎や葉に皮膚にかぶれをおこす有毒物質を含む。
「ボタンヅル」と似ているが、ボタンズルは花がやや小さく、葉に鋸歯がある。センニンソウの葉には普通鋸歯がない。
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