2005年の秋は変に暖かい日が続いて、落葉樹の葉柄に離層が発達しなくて冬にも枯葉が枝に付いて いる木が目立った。この写真のミズナラのように弱っている木に多いようだ。葉を落とすことによ って冬の寒さから身を守るというのに、全く気の毒である。 別名は、同種の小楢に対して「大楢」である。 瓦重ね状に並んだ殻斗もずんぐりした堅果を深く包んでコナラよりは大きい。コナラとは葉の鋸歯 が大きく、葉柄が目立たないことで区別できる。