コナラ   小楢  (ブナ科)

ちょっとピントがぼけてしまったがコナラの冬芽である。頂芽のまわりに頂生側芽と呼ばれる同形
の側芽が輪生状に付く。
里山の代表樹種で昔は薪や炭の材料として大いに利用された。また落葉は堆肥にして水田の肥料に
された。今はすっかり省みられなくなって山も荒れてしまった。
私はこの木をホダ木にしてシイタケとナメコを育てている。

伐採後は萌芽更新によって切り株から数本の幹が株立ちする。

関東から西の地方では、この木によって薪炭林として維持されてきた里山が、人手が入らなくなり、シラカシなどの常緑広葉樹林に取って代わられて来ている。
下の写真も弱っているコナラ。


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