タニウツギ   谷空木   (スイカズラ科)

春、花が咲く頃のタニウツギは私にとってワラビの盛期の指標花木だが、厳冬期にも種子を出し終
えた果実がこの写真のように残っている。
花の頃は、この枝を家に持ち帰ると火事になるという言い伝えがあって、決して採っては来なかっ
た。今でもこの言い伝えは残っているのだろうか?


タニウツギは主に日本海側のウツギで花の色が濃く鮮やかである。

幹が中空なので「空木」である。
しかし「谷」が付いているが、日当たりが良い山地の中腹あたりに良く生えている。

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