きのこ -森の小人たち-
  アマンダレ-(1)(食) 正式名:ナラタケ キシメジ科
 アマンダレは長岡市民なら誰でも知っている最もポピュラーなきのこである。美味しいきのこなのでシーズンになると「5・10の市(ごとうのいち)」には必ず店先に並ぶ。しかし本菌は生木にもつく「殺生菌」(さっせいきん)で、一般の店舗販売やホダ木栽培は禁じられている。
正式名はナラタケだが、地元では「ナラタケ?このきのこはアマンダレだがね」と正式名の通りは悪い。各地でもサモタシやオリミキ(確か山形県では)、ポリポリなどの呼び名がある。柄に明瞭なツバがあることで前出のナラタケモドキとは区別する。

食べ方
 味、歯切れ、舌触りともに良く、ほのかに甘味がある。きのこ汁にするとぬめりが出てとても良いダシが出る。塩漬けにし正月の雑煮の具にすれば最高である。 但し食べ過ぎると下痢をする。




前へ 戻る 次へ