秋の山  サビハナナカマド  錆葉七竈  地方名:ヤマナンテン (バラ科)
 日当たりの良い所を好む木で、おやじ小屋へ向かう途中の「見晴らし広場」の周りに比較的多く生えている。秋の日射しに真っ赤な実と紅葉や黄葉が美しく映えて、周りの木々まで染まりそうである。
葉は9〜15枚の小葉からなり、小葉の裏には主脈に沿って褐色の長い毛があり、「サビハ」と形容詞がかぶせられるゆえんである。
さらに一言
 名前の由来は、材が燃えにくく、7度カマドに入れても燃え残ることから、という。「3でも5でも8でもなく、7とはよくぞ・・・」と感心してしまう。
 しかし試しにおやじ小屋の囲炉裏で燃やしてみたら、パチパチと普通に燃えた。



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