アカシデ
赤四手
地方名:ソロ、ソロノキ
(カバノキ科)
早春のくすんだ風景の中で、紅を帯びた苞の色で木全体が赤く染まっているようである。新しい枝や
新芽も赤く、「赤シデ」の名の所以である。シデは「四手」で、垂れ下った果穂をたとえたものであ
る。
南方系の落葉高木で、おやじ山では珍しい木である。地元ではソロ、ソロノキと呼ばれている。木肌は暗灰色で滑らか、かつては薪炭材としたり車両にも利用されたりしていた、という。
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