アオイスミレ・エゾアオイスミレ 葵菫  (スミレ科)

春、他のスミレよりは一足早く咲く。全体に白く長い毛が著しく生えていることが特徴である。
何年かおやじ小屋の周りに咲いていることなど気付かなかったが、2006年春に初めて見つけて、
その後は「なあ〜んだ」となったのである。



さらに一言
葉がフタバアオイに似ているので「葵菫」である。柄につく部分が深くハート形に切れ込んでいて他のスミレと区別する特徴的な要素である。

花には2つの型があり、地上に咲いているスミレの花と、半地下に咲く閉鎖花がある。閉鎖花は殆ど人目にふれない花であるが、果実は主としてこの閉鎖花からできる。
「エゾアオイスミレ」はアオイスミレの花とそっくりだが、側弁が開かず、上弁が反り返る。北海道や本州北部(又は中部)地方の分布である。
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