2017年2月2日(木)晴れ |
越後の雪 |
慌ただしく1月が過ぎて、早2月に入った。昨日はおやじ山でのこの1年の作業をあれこれ思案して、先ずは4月15,16日に計画している「おやじ山カタクリ観賞会」(今年で4年目になる)の日程が、果たしてドンピチャリと開花時期に合ってくれるか?と情報を取ることにした。それで地元長岡で奮闘している森林インストラクターのMさんに電話を入れ、次いで猿倉緑の森の会の中村代表にも積雪状況を訊いてみた。予想に反して(先月はテレビの天気予報で新潟県は連日のように雪ダルママークが並んでいたのに)、お二人とも「今年は雪が少ないがてぇ」と口を揃えての回答である。昨日時点で、暖冬小雪だった昨年よりも更に少ない積雪だという。ちょっと日程の前倒しを検討しなくちゃいけないかも・・・
何日か前から越後国魚沼郡塩沢が生んだ奇才・鈴木牧之の「北越雪譜」を読み始めている。郷里が厳冬期の最中、改めてこんな本を読み直すのも時宜に合っているとの思いからだが、こんなに面白い本だったかとすっかり魅せられてしまった。雪国の悲嘆にユーモアを秘め、博覧強記の中に洒脱な物語がありと、現代の読者さえ飽きさせないサムシングが詰まっている。毎日本書のページをくくるのが楽しみになった。
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