あっという間の3日間で、昨日はクロサンショウウオの3度目の産卵を確認した後、Kさんが長岡駅から新幹線で帰り、今日はもうSさん、Nさんが帰路につく日である。
そして昨日も今日も、3人の仲間たちは山を下るギリギリの時間まで杉林の枝打ちやチェーンソーを使っての間伐、小屋のストーブの据え付け、囲炉裏の上の火棚の取り付け、ドラム缶風呂の設置と、全く大助かりの仕事をこなしてくれた。
そして午後1時過ぎ、3人で山を下った。今日のポカポカ陽気に、厳冬期にはあれほど猛々しく積もっていた山道の雪も今やすっかり儚くなって、今日中にも解けて無くなりそうである。
思えば、今日で3月も終わりである。山道を下りながら、何やら郷愁を込めて去りゆく山の三月を見送る気分である。
♪どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀(ひばり)が 鳴いている
どこかで芽の出る 音がする
山の三月 そよ風吹いて
どこかで春が 生まれてる♪
3人で川崎町の小嶋屋に入って名物へぎそばで昼食を摂った。そして表に出て二人と握手を交わし、小嶋屋の駐車場でSさん、Nさんを見送った。
<引き続き「4月日記」(おやじ山の春2014)へと続く> |