春の山 　　ミヤマガマズミ　　深山ガマ酸実　　（スイカズラ科）

おやじ山にはたくさん自生しており、春の白い花よりは秋の赤い実が目立つ花木である。
この実は甘酸っぱくて（だからガマ酸実である）焼酎に漬けるとワイン色の酒ができる。




さらに一言
名前の由来は、山奥に生えるガマズミである。ガマズミは漢名「莢迷」の音読み「キョウメイ」がカメに転じ、さらにガマになり、それに「酸実」（スミ）がついた、という説や、ガマは鎌であり材を鎌の柄に使うため、ズミはやはり酸っぱい実の意味、などの説がある。。
別に山奥でなくてもおやじ山では良く目につく花木である。
花は枝先に直径６〜１０ｃｍの散房花序を出し、白い小さな花を多数つける。
しかしムシカリのような装飾花は無く、葉の大きさもムシカリよりは小さい。

ガマズミとの違いは、ミヤマガマズミの花期が早いこと、葉の先が尖っていることで区別できる。
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