ケトチノキ  栃の木  (トチノキ科)

パリの街路樹として有名なマロニエは「セイヨウトチノキ」で、本種は渓流沿いや山地の沢沿いに生
える日本の固有種である。
下の写真は「瞑想の池」のすぐ脇に生えているケトチノキで5月にはモリアオガエルが卵を産みつける
。秋には天狗の団扇のような大きな葉が黄色く色づいて見事な黄葉となる。


さらに一言
 種子のアクを抜いてトチ餅を作る。花はミツバチの蜜源となり、材は木目が美しく光沢があって、そば打ち用の木鉢、楽器材として使われる。
大きな葉(掌状複葉)の下面には軟毛があり無毛のトチノキと区別する。

                前へ 戻る 次へ