ヒトヨタケ（不食）　　ヒトヨタケ科

一夜（ひとよ）で傘がひだとともに溶けてしまうので「一夜茸（ヒトヨタケ）」である。東山ファミリーランドの作業道路脇の桂林の中に生えていた。溶けてしまう割にはアスファルトの舗装を突き破っても発生する凄まじいエネルギーを持っている。

図鑑には（食）とあり、但しアルコールを飲む前後に食べると中毒する、と書いてある。と言うことはアルコール依存症の私には食べられない、ということになる。 中毒は、このキノコに含まれているコプリンがアルコール分解するアルデヒド脱水素酵素の作用を阻害して血液中にアルデヒドが蓄積するためである。 しかし酒を呑まなくても一晩で溶けてしまうようなキノコはとても食べる気にはならない。

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