きのこ -森の小人たち-
きのこ山の風景(その12)
 2013年12月、延び延びになっていたおやじ小屋の雪囲いで再度おやじ山に入った時、小屋のすぐ裏で見つけたカンタケである。この年の秋はキノコの発生が殆ど無く、こんな師走に入ってからあちこちの枯れ木にカンタケやナメコが大量発生した。
 収穫したカンタケは大人の手の平ほどにも育っていて、お裾分けした友人からは「ヒラタケってこんなに大きくなるんですね」と驚かれた。事実カンタケはヒラタケに酷似した大型のキノコで、越後の雪の季節に生えるヒラタケと言っていい。
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