蝶・トンボ   ギフチョウの卵  

おやじ山に咲き誇っていたスプリングエフェメラルの花期が終わりに近づくと、ギフチョウの産卵
時期となる。おやじ山のギフチョウは「コシノカンアオイ」の葉の裏側に卵を産みつけるが、長い
時間をかけて何枚かの新葉を飛び回りながら産卵する。そして産卵が終わり、ようやく飛び去った
後にそっとカンアオイの葉を裏返してみると、まるで真珠の輝きである! 思わず息を呑んで見と
れてしまう。






さらに一言 
山の手入れがおろそかになり藪化すると、幼虫の食草であるコシノカンアオイが育たなくなる。しっかり整備しながら里山を守り育てることが、ギフチョウを守ることにもつながるのである。


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