虫の仲間たち  マルハナバチ   

リンドウの花冠は太い筒状で、筒の中心に雄しべと雌しべがある。昆虫はもぐり込まないと食料が
とれない構造で、この花の蜜も花粉も採取できるのは「マルハナバチ」だけである。
 おやじ山では実に愛すべき生き物で、こうしてリンドウの花に頭を突っ込んでいる姿を、いつま
で見ていても見飽きないのである。


(2007年10月)
さらに一言 
リンドウの花冠はマルハナバチがやっと入れる太さなので、花が花粉を放出している雄性期であれば花粉がハチにつき、柱頭が受粉可能になった雌性期であれば、ハチについた花粉を受取ることができる。


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