下のトノサマガエルくらいの大きさのが雌、上に載っている小さい方が雄である。その名の通り、 両方とも腹部を除く全身が鮮やかな緑色である。時期になると一匹の雌に複数の雄がしがみついて 抱接し、産卵を促す。 さて、モリアオガエルの鳴き声は「カララララ・・・」とキツツキが木を叩くような鳴き声だが、 何か危機が迫ると「ビー」と口を大きく開いて悲鳴を上げるのだと、高橋八十八氏の著書「森の手 紙」に書いてあった。