春の山     アカネ    (アカネ科)

三ノ峠山に向う尾根道に生えていた。何と言っても本種の特徴は、茎が四角で刺があり、柄
のある葉が4枚一箇所に集まってついていることである。和名の「茜」は、生の根から茜色
を染め出したことに由来する。


さらに一言
4枚の葉のうち2枚は托葉が変化したものである。また生の根は黄褐色であるが、乾燥すると赤紫色になる。これを幾多の行程を加えて布を染める。

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