春夏秋冬、ドラム缶風呂の四季にはそれぞれ趣がある。春は満開のカスミザクラの下で訪ねて来た息子家族がはしゃぎ、夏には、敬愛する友人達が手伝いに駆けつけてくれて汗を流す。そして秋には、しみじみと虫の音を聴きながら一人ドラム缶風呂に浸かって酒を呑み、冬は・・・とっても寒くて入らない。この風呂があるだけで、おやじ小屋暮らしが深まり、かつ趣が出るようである。