秋の山      ツタ  別名:ナツヅタ(夏ヅタ)  蔦   (ブドウ科)
常緑のキヅタ(別名:冬ヅタ、ウコギ科)に対して、晩秋には燃えるような紅葉となり、冬には葉を落としてしまうので、夏ヅタの別名がある。枝の先に吸盤が出てスベスベの丸太にもよじ登ることができる。若い枝につく葉は3枚の小葉からなり、古い枝のものは先が3裂する1枚の葉となる傾向がある。
さらに一言
 この茎を切ると甘い液が出てくることに由来して、古くは「アマヅラ」と呼ばれたという。この液を煮詰めて甘味料にしたという。
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