ミゾソバ 溝蕎麦 地方名：ウシノヒタイ/カッパノテ （タデ科） 山地の湿った所に生える１年草で、葉や花の様子が蕎麦に似ていて溝などに生えていることから「
溝蕎麦」である。長岡では葉っぱの形から「河童の手」、また「牛の額」という名前もつけられてい
る。どこにでも生えていて別に珍しい草花ではないが、よくよく見ると清楚な趣があるいい花である。
この花にはガクはあるが花びらはない。花びらのように見えるのは５裂したガクである。
近似種に「アキノウナギツカミ」がある。こちらはミゾソバに比べ何やら荒っぽくて茎のトゲを使えば鰻でさえ捕まえられという植物である。（とても学術的とは言えない荒っぽい解説でスミマセン）同じような所に生えていてちょっと間違いやすい。