おやじ小屋から尾根伝いに登りきると三ノ峠山の峰に出る。そして頂上に向って5分ほど歩くと
この「千本ぶな」に出会う。1本の木からの株立ちか複数の株が固まったのかは、良く分からない
。遠く長岡の市街地からもこの「千本ぶな」を望むことができる。
3枚目からの写真は2011年の「ブナ実年」に当たった時の実付きのブナである。まさにどのブナの
木にも大量に結実した。ブナは5〜7年周期で大豊作になるが、種子生産の少ない年をつくることに
よって、食害者である昆虫や小動物の密度を下げておき、豊作年に動物が食べきれないほど種子を
生産して子孫を残すという戦術をとっている。
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