おやじ小屋の建築道具を麓から運び込んだり麓のキャンプ場に客人を迎えたりする時には、このネコ(
一輪車)がいろんな道具を積んで見晴らし広場とおやじ小屋との間を何往復もすることになる。このネコ
も今やすっかり山道の癖を覚え込んで、こちらが意識する以前に右に左に傾いでバランスをとったり勢い
をつけて勝手に坂道を登ったりする。ネコに乗った刈り払い機も年代物だが今だに動く。マニラ麻のロー
プは間伐の際に伐倒方向をリードするために使う。フォークは首が緩んでガタガタし始めたが、枯れた杉
っ葉を集めて積んだり刈り草の整理に使う。
下の写真の「皮むき」は杉の間伐材の表皮を剥いで柱材として使う時に使う。これを丸1日やっていると
かなり疲労困憊する。その右下の写真の立派なクワは、今年(2006年)Oさんが新潟県中越地震で崩れた
山道の補修用にもってきてくれた(そして作業をしてくれた)ものである。
そしてその上の写真のシャベルは穴掘り用である。掘立小屋の柱を立てたり、便所ができる前はキジ撃ち
用(?)にも使った優れ物である。
ネコ(一輪車)・刈り払い機・マニラ麻のロープ | フォーク |
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穴掘り用シャベル ↓ |
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丸太の皮むき | ↓ 補修用クワ |
小屋の裏で育てているシイタケ |
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