初夏の山  オオバノトンボソウ 大葉蜻蛉草  (ラン科)

 ブナ平分岐からおやじ小屋までの山径にラン科の植物が生えていて、以前から何だろうと花が咲く
のを楽しみにしていた。毎年、蕾の時期に虫に食われてしまうからである。2016年の今年、ようやく
開花となって種名が特定できた。探すと道脇に何株もあって、嬉しい限りである。
 個々の花が、昆虫のトンボが尾を腹側に曲げて飛んでいる姿に似ているところからの命名である。



さらに一言 
大きな葉をつけているので「大葉の」である。また浅い山に生えるところから「野山トンボ草」の別名がある。

         初夏の山