初夏の山   ムラサキサギゴケ  紫鷺苔  (ゴマノハグサ科)

「瞑想の池」縁に背の低い小さな群生を作ってひっそりと咲いている。やや湿ったところが好きな草
花である。地表を這って殖える枝で「苔」を、サギゴケの白花の品種を田に舞い降りた「鷺」に見立
てた名前である。よくよく見ないとこのイマジネーションは出て来ない。



さらに一言 
花の中にある雌しべの先は2つに割れていて、昆虫によって刺激を受けると閉じて、昆虫の身体についている花粉を中に閉じ込めるしくみになっている。

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