雪融けとともにおやじ小屋下の谷川沿いに生える。初めは何の変哲もない野草に振り向きもしなか ったが、冷たい水しぶきを懸けられながらしたたかに生えている姿に目が行くようになった。花茎も そうだが葉の形も面白く、根生葉は柄があり、4、5cmの広卵形で両面と葉柄に長毛が密生している。