アズマイチゲ  東一華 (キンポウゲ科)
                            

 おやじ山ではカタクリの丘に向かう作業道脇に生えていて、普通に見慣れた野草だったが、本種と
は長い間気付かなかった。花が咲かなかったからである。2020年春に花を観て初めてアズマイチゲと
分かった。雪割草を植えた斜面にも生えている。

さらに一言
 キクザキイチゲとの違いは、萼片の基部が紫色であること。茎葉の柄に溝がないこと(キクザキイチゲは溝がある)。小葉の先に鋸歯があることは同じだが、本種は幾分丸く、柔らかく垂れ下る。


            早春の山