おやじ山で採れるきのこや山菜を使って、山の中で豪快に作って食べるレシピ紹介です。
昔懐かしいおふくろの味や、野趣溢れるおやじの手料理を思い出して書いたものですが、「こだわり」の
部分は俺自身の郷愁だと思って、どうか大目に見て下さい。
ワラビ、人参、エノキタケ、根ショウガ、出汁醤油、みりん、酒 |
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おやじ山で採ったワラビ すぐ食べるなら一晩灰汁出しして翌朝から、塩漬け保存なら1~2カ月後くらいから、半日ほどたっぷりの水で塩出ししてから料理に使う。 人参も根ショウガも千切りする |
ワラビ料理といえば、アク出し(又は塩抜き)したワラビにたっぷりの鰹節を振りかけ、その上から醤油を垂らして馬のようにモリモリ食べるのが我が家の定番だったが、sさん宅にお呼ばれで行ったら、品のいい小料理屋で出されるようなワラビ料理に与かった。 それで友人達がおやじ山に来た時に、この料理を作って出したら実に好評で、すっかりおやじ山風料理として定着してしまった。 我が家の定番料理(ワラビの鰹節ふりかけ) 先ず、アク出しか塩抜きしたワラビをマッチの軸の長さに切る。(最近の若者は、「マッチの軸の長さ?」が分からないらしい) 次に、エノキタケの株をほぐし、人参、根ショウガを千切りする。そしてこれらを笊にいれて、サッと熱湯にくぐらせて水切りしておく。 出汁醤油 1 : みりん2分の1、それに酒を少し加えて一度煮立たせ、冷めたら、器に盛ったワラビと水切りした人参、エノキタケ、根ショウガを絡めた具に浸して、「はい、出来上がり!」である。 |
この料理も食感が大事で、ワラビのぬめりと、千切りした食材の歯ごたえのハーモニーを大切にしたい。 |