山のパンセ(その30)

佐渡ヶ島 花紀行

 2009年6月上旬、Nさん夫婦にご一緒して佐渡ヶ島に渡った。佐渡の最北端、大野亀に自生する「トビシマカンゾウ」を観るためである。おやじ山に咲く草花しか知らない(それも可なりあやふやな知識なのだが)私と違って、森林インストラクターのNさんは山野の植物はもちろん海浜植物にもとても造詣が深い。
 トビシマカンゾウ(黄花カンゾウ)はもちろんのこと、本土では珍しいイワユリも満開で、ハマナス、ハマエンドウ、ハマボッス、キリンソウ、そしてハマヒルガオなどもなかなかの風情で岩場にあって、海浜植物に対する今までの認識を改めさせられた思いだった。
 今回は新潟でガイドを務める次兄の案内で、大野亀と二ツ亀から願という漁村までの海岸端(二ツ亀自由探勝路)を歩いて佐渡に咲く花々をじっくりと堪能した。
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