男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
男鹿温泉郷の入口に立つ巨大なナマハゲである。
大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー、親の言うこど
聞がね子はいねがー」「ここの家の嫁は早起きするがー」などと大声で叫びながら地域の家々を
巡ります。男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸を
もたらす、年の節目にやってくる来訪神です。