吉野川大歩危(おおぼけ)(徳島県三好市) |
四国三大河川の吉野川は、他の四万十川や仁淀川のゆったりした表情に比べると、実に荒々し い河川である。特に吉野川中流域の大歩危(おおぼけ)と呼ばれる、徳島県三好市山城町西宇地 区から高知県大豊町大久保地区、およびその対岸の徳島県三好市祖谷(いや)山村あたりは河岸 や川中には大岩石がごろごろ露出し、「大股で歩くと危ない」からとの名前の由来とされている。 (「断崖」を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説もある) 大歩危・小歩危に沿って国道32号線とJR土讃線が走るが、まさに河川版「親不知・子不知」で ある。 |