クロサンショウウオの産卵
クロサンショウウオは止水域の両性類で、綺麗な冷水に棲む絶滅危惧種である。毎年おやじ池に
産卵に来るが、今年は入山した3月13日から4月20日までのほぼ40日間で7回の産卵があった。
天敵から卵や自分自身を守るために、リスク分散の行為だと考えられる。この日は最大の産卵日で
早朝から夕方まで、ぐちゃぐちゃと固まっての大乱交(?)だった。(注:産卵するメスに放精するため
のオス同士のケンカだと言われている)