森のパンセ   山からのこだま便  その124(2022・6・13)
おやじ山の春2022


 2022年春のおやじ山入りは3月17日だった。入山当時の積雪は約1メートル。3月も半ば過ぎといえど、分厚い雪衣を被ったままで冬の眠りについていた。それから80日余りが経った今、全山濃い緑に覆われて、もはや山滴る夏の風景となった。
 今年もまた冬のおやじ山に入り、雪解けとともに早春を迎え、そして日一日と山肌の緑が移ろい変化していく風景の中に身を置き乍ら山暮らしを続けた。その間の季節という時間が、間違いなく俺の身体を通り過ぎて行っているのだと、そしてそれが「命」という意味ではないのかと思ったのである。
 過ぎ去って行った今年の春と「命」とを限りなく愛おしみながら・・・2022年春の写真をアップします。
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 入山時のおやじ小屋(3/21)  カタクリ広場の根開き(3/21) 雪解け進む風の小屋(3/22)   湯たんぽで顔を洗って「オハヨ~!」




入山最初の作業は立木伐倒(3/28)   カタクリ広場1番穴の出芽(3/28)  同左(3/28)  風の小屋のランプ生活(3/29)

クロサンショウウオの大量産卵(3/30)

同左(3/30)

雪解け進む山菜山斜面(3/30)

春一番に咲くキクザキイチゲ(3/30)




 おやじ山に雪割草咲く(4/7) 山菜山斜面のフキノトウ(4/9)  おやじ沢にコゴミ出る(4/9)  カタクリ広場1番穴のカタクリ(4/9)




 カタクリ広場1番穴のカタクリ(4/9)   おやじ小屋前のカスミザクラ満開(4/20) 山菜山斜面に夕日が燃える(4/20)  ピンクムーン頃の花と月(4/21)




山菜山斜面のゼンマイ盛期となる(4/21)  ゼンマイ茹でる(4/21) ゼンマイ干す(4/21) おやじ山のカタクリ満開(4/21) 




珍しや白花スミレサイシン(4/21)  おやじ小屋とカスミザクラ(4/21)
夕まぐれの長岡市街地(4/22)  コゴミ群落ニ覆われた山菜山斜面(4/23)




山菜山斜面のゼンマイ(4/23)  山菜の宝庫「水穴」に入る(4/24) 水穴の風景(4/24) 水穴の風景「木の芽」(4/24)




オオタチツボスミレの群落(4/29)  猿倉岳天空のブナ林大量結実<落下雄花>(4/30)  猿倉岳天空のブナ林大量結実<雌花>(4/30)  猿倉岳天空のブナ林大量結実(4/30) 




風の小屋に夕日差す(5/2)  スミレを吸蜜するギフチョウ(5/5)   ウドの一本煮(5/5)  同左(5/5)




おやじ山にフジの花咲く(5/5)  魚野川と八海山(5/6)   アズマヒキガエルの卵(5/7)  同左(5/7)
 

 
 
三ノ峠山から越後平野を望む(5/9)   タニウツギ咲く頃がワラビ採り始まる(5/9) 「水穴」の風景(5/9)   「水穴」の風景(5/9) 




 タニウツギと南蛮山(5/9)  おやじ池ニモリアオガエル集合(5/12)  おやじ池ニモリアオガエル集合(5/12)  コシノカンアオイにギフチョウの卵.(5/12)  




コシノカンアオイにギフチョウの卵.(5/12)   ビデオ・モリアオガエルの産卵(5/13)   モリアオガエルの産卵(5/13)  「黄土」でワラビ採り(5/19)




子フクロウの巣立ちを促す親フクロウ(5/20)    巣箱から顔を出した子フクロウ(5/21)  巣箱から顔を出した子フクロウ(5/24)  風の小屋に夕日差し込む(5/24)


 
トケンラン咲く(5/27)  トケンラン咲く(5/27)   おやじ山のギフチョウの交尾(4/19)<健介さん撮影>