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鮎と鯉とで鱚をして・・・![]() (出典:島根県出雲市大社町大鳥居「浪花鮓」) 余りの馬鹿馬鹿しさに腹を抱えて大笑いしてしまった。寿司屋のカウンターの壁に掛っていた額の中の書?(狂歌?)である。 ![]() ![]() そしてたまたま、今度は旅先で買った古本(作曲家の團伊玖磨の随筆「エスカルゴの歌」)の中で、偶然下の文章に出会って、全く笑ってしまった。 『・・・(前略)この間、東京でバスに乗っていたら、いかにも頭の悪そうな学生が二人で話しをしていた。きくともなしに、吊革にぶら下がってきいていたら、こんなことを言っている。 「おめえ、泥鰌がよ、育つと何になるか知ってるかよ」 「鰻になるんじゃねえか?」 「バッキャロ、だからおめえは駄目なんだよう、鮎になるんだとよ、鮎に」 「何?鮎になる?」 「そうよ。<同情>がな、<愛>に育ったっていうわけさ。そんでな、その鮎が何になったか知ってるか?」 「それ位判らあ、鯉だよ」 「あめえ、案外いかすじゃねえか。その鯉が何になったか判るか?」 「?」 「鱚になったんだとよ。日本語で言やあ、アイナメって魚だ」 「あれ、鱚とアイナメは同じ魚なのか?」 「アッタリメエじゃねえか、キスは英語だろう?愛して舐めることなんだから日本語じゃ、アイナメってんだ」 僕は一所懸命、笑いを噛み殺していた。 「そいでな、そのアイナメが次に何になったか判ったら百万円やるよ」 「ふうん」 「鰊だってよ」 「え?」 「<妊娠>、子供が出来たことを言うじゃねえか」 「そんでな、みんなが言ったんだってよ、目出鯛、目出鯛ってな」 (後略)・・・』 それでハッと気付いた。いやしくも森林インストラクターの俺としては、数ある「木偏」の植物を繋いで、インテリジェンスとユーモア溢れる諧謔文を作ってやろうと意気込んでみたものの・・・。バッキャロ、どなたか挑戦してみてくれませんか。 (2017年1月25日 記) |