2024年8月11日(日)晴れ |
病葉に重ねる想い |
不覚にも病気になって何日か床に伏せっていた。こうしてしっかりと机に向かうことができるようになって、本当に嬉しい。今朝の新聞にも、何故か新鮮な気持ちで目を通すことができた。
今日の「朝日俳壇」から
病葉(わくらば)に青春の影ありにけり (静岡市)松村 史基
選者大串章評は「病葉に意気消沈の青春時代が重なる。それを乗り越えて今の自分がある」と。同じく選者の長谷川櫂評では「夏のうちに病み衰えた木の葉。心の陰影の一句」とあった。
今朝のもう一句
パリ五輪サルトル再読する真夏 (横浜市)飯島 幹也
苦しい夏だったが、遙か遠い昔を思い出させてくれる夏が、俺はやっぱり好きだ。
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