夏の山   タチシオデ  立牛尾菜  (ユリ科)

春、「ヤマアスパラ」の山菜としてシオデとともに美味しくいただく。つる性の多年草で、茎はは
じめ直立し、数mに伸びて枝分かれし、巻きひげで他のものに絡まる。若芽が直立していることから
「立牛尾菜(タチシオデ)」である。シオデの名はアイヌの方言「シェウオン」からきたという。

さらに一言
 シオデと似ているが、葉は薄くて光沢がなく、裏面は白っぽい。またシオデはすぐほかのものに絡みつくが、タチシオデははじめ茎が直立し、のちに上部がつる状になる。


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