おやじ山ではポピュラーな木で、里山の雑木林を構成する大事な一員である。豪雪の冬でもリョウブ の枯れた実が枝から落ちずに北風に揺れていたりする。この木の若葉は戦国時代の昔から、ご飯の中 に入れてリョウブ飯とするなど飢饉の際の食用とされてきたという。和名の「令法(りょうぶ)」は 官令によって植樹させたのでこの名がついたという。