ミズキ   水木  (ミズキ科)

全国どこでも見られる木らしく、植物の季節を調べる時の指標植物になっているという。
おやじ山のミズキは「タカネミズキ」と呼んでいる種で、日本海側の多雪地帯に分布する。
春、白い花を独特の階段状の樹いっぱいに付けている姿は、堂々と見事なものである。

名前の由来は、樹液が多く、早春に枝を切ると水が滴り落ちることから「水木」である。
1月のどんど焼きの時、だんごや餅を刺す木に使ったというが・・
材は白色で節がないので宮城県特産のこけしの材料などにする。
果実は写真のような赤色から紫黒色に熟し、種子散布者の鳥に目立たせるように果序の枝を赤くする。(これを二色効果と呼ぶ)
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