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火の暮らし(その7)
 山火事の危険がない風のない春の一日、こうして冬に落ちた枯れ杉の整理で終日火を焚いて過ごす。朝、小屋向かいの山菜山でゼンマイでも採れば、アルミの「かまど」に水を張った大鍋をかけて、ゼンマイ干しの下処理をする。煙に目を細めながら、「ああ、春が来たなあ~」としみじみ感じる焚火である。