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2013年春
(その3)
窓からの明かりで小屋の中で本を読んでいると、雲が途切れたのか強い日差しでページがパッと明るくなった。それで立ち上がって窓を開けると、積み上がった雪が眩く輝いて、「外に出て来い」と俺を呼んでいるようだった。