蝶・トンボ   ミヤマカラスアゲハ   (アゲハチョウ科)

昆虫採集に夢中になっている子どもたちにとっては、多分憧れの蝶である。「ミヤマ」と名がつくだ
けあって山地(別に奥山でなくともいるけど)の森で見られる。とにかく素早く飛ぶので網を振り回
す暇もなく採り逃がしてしまう。春、夏の年2回の発生だが、春型は翅の帯が実に鮮やかである。


さらに一言 
尾端しに赤い輪の斑紋がある。食草は「キハダ」などである。
アゲハチョウの仲間は「蝶道」という一定の決まったコースを飛ぶ。ミヤマカラスアゲハも蝶道を飛ぶが、どこを飛んでも自由でよさそうなものを、なぜ決まったコースを飛ぶのか不思議である。

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