緑色の金属光沢が美しく、ツノがあってまるで鎧で身を固めているようである。カエデやミズナラな どの広葉樹の汁を吸う。 カメムシのいやな匂いは体内に臭腺(しゅうせん)というものがあり、ここで匂いのもととなる液体 を作っている。そしてこの匂いのもとは、成虫の中足の近くにある穴から霧状になって噴出される。 このいやな匂いで敵から身を守ったり、オスとメスを引き付け合ったりする仲間同士の信号として使 われる。