虫の仲間たち  ツノアオカメムシ   

緑色の金属光沢が美しく、ツノがあってまるで鎧で身を固めているようである。カエデやミズナラな
どの広葉樹の汁を吸う。
カメムシのいやな匂いは体内に臭腺(しゅうせん)というものがあり、ここで匂いのもととなる液体
を作っている。そしてこの匂いのもとは、成虫の中足の近くにある穴から霧状になって噴出される。
このいやな匂いで敵から身を守ったり、オスとメスを引き付け合ったりする仲間同士の信号として使
われる。


(2007年10月)
さらに一言 
「アカスジキンカメムシ」かとも思ったが、ツノが出ていることから「ツノアオカメムシ」と同定した。



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